【AMWA通信1-4】自律神経だけでなく身体全体の機能も向上させる複合エクササイズ
更新日:2020年4月22日
≪自律神経ストレッチ≫は自律神経の機能を向上させると前回紹介しましたが、それだけではなく体幹をはじめとする身体全体の機能を向上させるトレーニング法です。

人間のすべての動きは、体幹から原動力が生じます。
私どもの研究チームは、筋肉個々の動きよりも体幹から四肢末端(手足の先)への連動性を重視し、脳、神経、筋肉、関節や腱、靭帯が連動してスムーズに動くようトレーニングすることでいかに健康な身体を作り上げるかを目標とするエクササイズ・トレーニング法を開発しました。
≪自律神経ストレッチ≫は運動生理学的にも解剖学的にも以下のような有効性が評価されています。
呼吸・循環機能の向上
インナーマッスル強化
内臓強化(腸管血流増加、腸管ぜん動改善など)
副交感神経の機能向上
関節の可動域の向上
筋肉の可動性の向上
腱・靭帯の強化
基礎代謝の向上
全身細胞血流の増加
バランス能力向上
脊椎・骨盤バランス正常化
まさに人間のハードウェアである肉体と、ソフトウェアである自律神経の両方を強化できる複合エクササイズです。
身体には無理な負担もかかりませんし、副交感神経を向上させることができるエクササイズですので、爽快感を得ることができます。
≪自律神経ストレッチ≫を行えば、免疫力アップのみならず日々の生活の動作がとてもスムーズに行うことができるようになるでしょう。
(担当:副代表理事 末武 信宏)